知らずに病気が進行している場合があります

脳梗塞とか心筋梗塞などは、動脈硬化から起こる病気と言われています。
動脈硬化が起こることで血液の流れが悪くなり発症するものですが、糖尿病も動脈硬化の進行を早める病気ですので注意が必要です。
動脈と言う血管は、内膜・中膜・外膜からの3層で作られています。
この内膜にコレステロールが多く摂り込まれることが、動脈硬化の原因となるのです。
コレステロールは油で出来ているおり、水に溶けることはありません。
血液中ではたんぱく質がこのコレステロールを包んでカバーをしているのですが、糖尿病があることでプラークと言う塊を作り出し、血管を細くしてしまうのです。
ですが血管面積の90%ほどが詰まってはじめて自覚症状が出るくらい、気が付きにくい面倒な病気でもあります。
そのため昨日まで元気だった人が、突然脳梗塞や心筋梗塞と言った病に倒れる場合が出て来るのです。
普段は健康に見えても、体内では病気が進むと言う厄介な病気と知っておきましょう。